理科系手芸(フィレレースのケープ)Filet Lace
実に数学的レース制作裏話です。
常日頃
私が大好きな各種のレース制作を始め,
編み物,縫い物などのいわゆる手芸全般,
さらに広げてクッキング、
もひとつ広げてお洗濯など,
学校では「家庭科」と呼ばれているあらゆる物事は,
ものすご〜く理科系の事象であると思っているのです。
一般的には「家庭学」はあまり重要と思われてない所も残っているように感じますが,
小学校の総合学習などの素材として申し分の無い、
様々な要素を含んで目的に至る道を探し,
実に科学的、かつ芸術的、かつ自己実現達成感の非常に高い、
実用性に富む身近な素材となるのです。
もちろん全世代を通して扱える間口の広さ,
世代間の伝承としての意味合い,
うううう、、、、
一気には語り尽くせないので、ちょこっとずつコメントすることにします。
そうだ、フィレレースのケープを作るときの話だった。
これはつまり平たく置いたら扇形の中心が抜けたものになるのですが,
首回り,中心角,長さ,外周の円弧の長さを計算し,
さらに試し編みサンプルから実寸と目数のゲージを出して
必要な目数と増目の計算をし,
さらにデザインのどこでバランスよく増目をするのか、
描いては直し、描いては直しの日々。
プラス,糸の性質、使用糸量と重量感のバランスから生まれる全体の質感などの素材選び。
という、ものすご〜〜く理科系的思考が役に立つ仕事だったのでした。
もともと私は理科系大学出身なのに、
なぜレース制作にはまっているかというと,
きっとこういう所が活かせてるからなんだと思います。
暇な方は是非自分サイズで目数を計算してみて下さいね。
1×1cmが2.5目2.5段くらいでしたっけ。
http://members2.jcom.home.ne.jp/y-sachiko/LACEROCKER_SHO-KO/TOP.html
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